内覧時のチェックポイント: 上下水について

「空き家再生賃貸」の秋田でございます。
上下水道については、生活をしていく上で非常に重要なインフラでございます。

まず、「上水道」の方ですが、目当ての候補物件をご内見に行かれた時に、その建物・施設にどのような方法で上水道が供給されているのか、ということを確認する必要がございます。
「団地」などでは「管理組合」が上水道の設備を管理しているということもございます。
その場合には、上水道の供給を受けるために「管理費」を支払わなければならないという規約になっている場合もあります。

また上水道の配管が建物の近くまで来ている場合でも、あえて「井戸」を掘って「地下水(井戸水)」を使っているご家庭もございますので、上水道の配管の状況は十分に確認する必要がございます。

次に「下水道」でございますが、これはそもそも下水道の設備が建物の所在する地域に設置されているかどうか、という問題もあります。
単に「浄化槽」を通して、側溝に処理水を流すだけの方式のものもまだまだございますし、室内の排水が下水道の方に確実に流れていくのかどうか、というチェックも必要になるかと思います。

例えば私の経験ですと、お風呂屋トイレの排水が、賃借人様がご入居された直後に流れなくなった、いったいどうしたんだと思ってよくよく調べてみたら、配管の中に気のくずや砂利がたまっていたというようなこともありました。
これは見た目からはわからないことでございますし、後から修理するということになると多額の費用を要することがありますので、できる限り事前に事業者様にお願いしてよく点検してもらうことが重要です。

「浄化槽」設備を設置している場合、これを改修したり取り替えたりとなりますと、かなり多額の費用を必要とすることがあります。したがいまして、候補物件のチェックをする際には、「浄化槽」の破損がないかどうか、あるいは換気設備が整っているかどうか、といったようなことも十分にチェックしておく必要がございます。

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