ローン期間はどのくらいで組むべきですか?

「空き家再生賃貸」の秋田でございます。
「空き家再生賃貸」事業の所要資金にローンで調達した資金を充てる場合、その返済期間を検討する際には、まず当該購入部兼から得られる「賃貸料収入」の年間利回りがどの程度になるかということを適切に把握する必要がございます。

たとえば、粗利の利回りが12.5%/年という物件であれば、「賃貸料収入」から投下資金を回収するのに8年かかるということになります。
14.2%/年という物件であれば回収に7年かかる、16.7%/年という物件であれば6年かかります。

ここで気を付けなければならないのは、「回収期間」と同じ期間の「返済期間」を決めてしまうと事業期間の途中、ローンの返済額が賃貸料収入を上回ってしまって、キャッシュフロー(CF)がマイナスになってしまう期間が出てまいります。

こういった事態を避けるために、初期費用の多くかかる事業開始当初の1年くらいは、融資元本の据置期間を置いていただくことや、当該物件の「回収期間」、要するに「賃貸料収入」によって「投下資金」を改修するのにかかる期間、これよりも長め、例えば10年というような返済期間でローンを組むことを金融機関に相談されることが肝要かと思います。

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