内覧時のチェックポイント: 床について

「空き家再生賃貸」の秋田でございます。
物件の内見をいたします際に、玄関から入りますとまず目につくのが「床」の状況ではないかと思います。建物の中に上がってみて、床を踏んだ感じが「フワフワ」することがあります。これは床下の用材が傷んでいることが疑われます。また、基礎・根太から補強工事を行わなければならない可能性もございます。シロアリの害を受けている可能性もあります。

そういったことも含め、自分の足をのせてみた時に、「フワフワ」とっした違和感があるような部分があったら、その部分はリフォーム事業者の方とよく相談して、対応するようにしていただければと思います。

床の外観については、フローリング材がはがれていたり、シミ・汚れがみられたり、陽の当たる場所では色あせをしていたり、ということもございます。

畳の和室では畳の状況を、板の間の洋室では、部屋の出入り口当たりの床を踏んでみた時の感触などの点で違和感がないかどうかというのを念入りに確認しておくのがよいと思います。
床は基本的には水平である必要がございます。傾いた床ですと大変住み心地も悪くなりますし、賃借人様の不満を呼ぶきっかけにもなりかねません。

古い中古住宅を購入する場合には、床をチェックしてみるといくばくかの傾きがみられる場合がございます。
リフォーム工事の際に比較的容易に修正できるような傾きもございますけれども、構造的に傷んでしまっている場合もありますので、これはリフォームを行っていただく事業者様とよく相談して、対応していただくべく部分だと思います。
傾きを確認するための道具として、野球のボールですとかビー玉のようなものを持って行って床に置いてみるとか、あるいはスマホの傾斜計アプリを使ってみるとかいう手法もありますので、いろいろと試してみていただければと思います。

オススメ動画

このビジネスモデルの根幹ですので、まずはぜひこちらを御覧ください。