リフォーム業者の選定: 分割発注?一括発注?

「空き家再生賃貸」の秋田でございます。
リフォーム工事の工程にはいろいろな工程がございます。
例えば、畳を取り替えるときには「畳屋」さん、建具を取り替えるときには「建具屋」さん、壁紙を貼りかえるときには「壁紙屋」さん、床や基礎の工事は「大工」さん、というようなことでそれぞれの専門家を手配する必要がございます。

これをご自分でコーディネイトして発注するやり方を「分割発注」といいます。
この場合は、それぞれの専門家にご自分でコンタクトをとって、発注することが必要になります。

一方、一つの建設会社さんなりに、リフォーム工事工程の全体を発注して、その建設会社様を通じて各専門家の手配をしていただくというやり方もございます。これを「一括発注」と言います。

一般的には「分割発注」をした方がコストが安く済むというような議論もございますが、「分割発注」をするためには、それぞれの事業者さんにお願いする業務範囲を特定して、正確にお願いする必要が出てきます。また、複数の事業者様がさらに下請けの事業者様を使ったりする場合もございますので、追加的なコストがかかってくる場合もございます。

重複の懸念や下請事業者様にお支払いするコストを考えますと、必ずしも「分割発注」の方が「一括発注」よりも安く済むという結果にはならないこともございますので、そのあたりのことを経験を積んで十分に把握できるようになって、ご自分でコーディネイトした方が必ず安く済むという自信ができてきたら、「分割発注」にトライしてみてはいかがでしょうか。

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