事故物件は対象になりますか？

「空き家再生賃貸」の秋田でございます。
最近よく話題になるいわゆる「事故物件」でございますが、例えばその家屋においてどなたかがお亡くなりになった、特に「事故」や「自殺」というような場合とか、御聴牌の方が一人で亡くなられた、いわゆる「孤独死」が発生した場合、このような場合につきましては非常に気にされる方がいらっしゃると伺っております。

一方で、こういった事象を把握しつつ、あまりそういったことは気にしないということで、十分に改装工事を行われた上で使用するということも考えられます。

そういった場合は、「心理的瑕疵」のない住宅を所有することに比べて、割安なコストで入手できることもあります。
その場合は、収益性の改善ということにつながる場合もございます。

ということは、「事故物件」については、所有者の方の考え方一つですので、「事故物件」が「空き家再生賃貸」投資の対象にならないとは、私は必ずしも思いません。

特に最近は、ご自宅で最期をお迎えになりたいというようなご希望を持たれる方も大変増えておりますので、「事故死」ではなく、病気その他のご事情でご自宅でお亡くなりになるようなことがあった場合には、いわゆる「事故物件」とは考えないようにしていこうという動きが、不動産業界において議論されてきているということも伺っております。